高速スピード6倍!正確な立体裁断を実現
縫製工場ミヤモリの裁断工程は、業界でもいち早くCAD/CAMシステムを導入し、高速かつ正確な立体裁断を実現しました。手動裁断に比べ作業の安全性や信頼性が高く、処理速度に関しては従来の6倍も向上。自動裁断機(CAM)3台(積層断ち2台・一枚断ち1台)、自動延反機 5台により生産効率が格段によくなっています。
裁断・自動裁断機・CAMについて
裁断工場としての機能も完備
スポーツウェア&カジュアルウェア、スイムウェア(水着)、フィットネスウェア、子供服、学校衣料(運動服・スポーツウェア)、蜂ガードウェア(ハニカム)、介護用シーツなどさまざまな素材の裁断に対応しており裁断工場としての機能も完備しています。
1.原反(生地)1反毎管理
原反(生地)は1反毎に管理し、品番毎に製品規格書・縫製仕様書、材料手配書を基に使用する原反(生地)を抽出します。
裁断は、お客様からいただきましたオーダー明細(色、サイズ毎のオーダー数)、製品規格書・縫製仕様書(使用する生地名や色、生地用尺などが記入されている)と、CAD入力(マーキング)による型入れ図(生地裁断に必要なパターンの配置図)のミニチュアに則り延反、自動裁断機(CAM)で正確に裁断します。
2.反ごと区分け管理
原反(生地)毎に染め色が違うことがありますので、縫製完成時に一着の服の中で色違いのパーツが混ざらないよう原反(生地)1反毎に裁断品の区分けを行い、他の原反(生地)と混ざらないように1反管理(裁断品の区分け)をしています。
3.生地縮み検査
生地・素材によっては、裁断後に生地の縮みが発生する場合があります。裁断後は、寸法を計り、型紙通りの寸法で裁断されているかを型紙と照らし合わせてチェックしています。
4.自動延反機導入
生地の縮みは、品質・仕上がりサイズに影響を与えますので、特に伸縮のある生地(2way生地など)につきましては、生地が伸びた状態や、斜め、シワにならないように細心の注意をしながら延反しています。