ニットの基礎知識：丸編みの基本編地

丸編みの基本編地

天竺（てんじく）編、フライス編、スムース編について

天竺（てんじく）編

天竺編は平編（ひらあみ）ともいい、緯編（よこあみ）式のもっとも基本的な組織であり、1列の針で編む。編み地の表面はすべてループの表目で現れるのが特徴
天竺編はカーリング（耳まくれ）がおきやすい。

フライス編

フライス編はリブ編ともいい、表裏とも同じ編み目となっており、ヨコ方向に特によく伸び縮みし平編みのような耳まくれが無く、裁断や縫製がし易い。肌着やセーターの袖口、外衣用ジャージなどに使われています。

スムース編

両面編の一種で、インターロック編ともいいます。1×1リブ編が二重に重なった編み地で、表裏同一でなめらかなのが特徴。